残念ながら面会した相手の性格が合わなかった
婚活で出会った人同士が別れてしまう際のもっとも多いパターンは、じつはフェードアウトなんです。
だんだん連絡が途絶えがちになり、はっきりと別れを伝えたわけではないけれども「なんとなく」関係が終わる展開です。
残念な形ではありますが、ありがちな展開ですし、ドロドロせずにうまく別れることができるそれなりによい方法ではないかと思っています。
先日、婚活サービスで知り合った女性と面会する機会がありました。
メールなどでやりとりをして「この人は良さそうだ」と思って面会やデートの機会を作って、直接話をして相手をもっとよく知る、婚活のもっとも基本的なパターンです。
今回もぼくはこのパターンでうまくその女性とお近づきになろうと思ったのですが、あまりうまくいきませんでした。
メールやLINEで連絡を取り合っていた頃は自分と合いそうな人だなと思っていたのですが、直接会って話をしてみると、今ひとつ性格が合わないような気がしてきました。
ちょっとしたことなんですが、言葉遣いやこちらの話に対する反応など、会話をしている間に「引っかかる」部分が多々出てきたんですね。
メールでは見えてこない素顔が見えてきたといった感じでしょうか。
決して性格が悪い、常識がないというわけではなく、相性の問題でした。
面会を終える頃には、「ちょっとこの人と付き合いを続けるのは難しいかな」との結論に達しつつあるような状況になっていました。
その後感謝の言葉を伝えてフェードアウトへ
先程も言ったように、決して悪い人でもないし、非常識というわけでもない、単にぼくと合わないだけの話なので、一方的に断りの連絡を入れるのもちょっとためらわれました。
そこで、とりあえず会ってくれたことに対して感謝の言葉を伝えたうえで、フェードアウトすることにしました。
連絡が少なくなることで、相手にこちらの心境を察して欲しい、というちょっと都合のいい考え方だったのです。
相手もあっさりしていたのでトラブルもなくうまくいきました
それからしばらくの間は向こうから連絡が来て、ぼくが既読スルーとか返事を遅らせるといったやりとりが続いていたのですが、どうやら向こうも察しがついたようです。
連絡が来なくなって、そのままフェードアウトとなりました。
ここでしつこく連絡が来てこちらの姿勢を責められたりすると泥沼に陥る恐れもあったのですが、相手の女性も「この人はもうその気がないらしいからやめよう」と判断し、そのままフェードアウトすることに同意してくれたようです。
これは、婚活のメリットの一つかも知りません。
出会いの機会が多いので、うまく行きそうにない付き合いに固執する必要がなく、さっさと次の出会いを探したほうがずっと効率がいい。
その「これまでの付き合いを精算して新しい出会いを探す」区切りの方法として、フェードアウトは良い選択肢なんだと思います。
毎回毎回断りの連絡や謝罪や言い訳の言葉を考えていたんじゃ、精神的な負担も大きくなってしまいます。